ほんま“オリジナル”。
Q. 今までに、一番印象に残っている出来事は?
A. 今回のエキシビジョンに向けて、とてつもなく思った事は、ちょっと前なんですけど、
大阪で、ベタなんですけど【井上雄彦の最後の漫画展】があったんですけど、行きたいと思ってて、
行けなくて、ギリギリ行けたんですよ。
ほんならそこで、クラい過ぎてもうて...。
今回、本間にそれはうけて、今迄の自分のやってた事の、レベルの低さに痛感して。
やってるレベルが、『うわ~』と思ってて。
自分的にはいつも何か、日本代表、日本代表って感覚でやってるトコで。
こんなに言うても身近なトコで、日本にこんな凄い人が、おったんや、
って言うのが、思えたんが凄く自分としても、でかい事で。
それでまぁ、自分のまだまだ甘い所を痛感させられたのは凄い良い事で。
だらかもう、どんどんどんどん、レベルの高い、インパクトのある、
パワーのあるモノを作っていかないといけないな、
って思えた時に、
(今回の)エキシビジョンの話を頂いたんで、今回のやつは、そう言うの全て、
今の自分の出し切ってるモノではあるんで、
そう言う意味ではなんか、今回の作品に対しては、自分も納得いってますしね。
見て頂いたら、わかって頂けると思うんで、
そう言う意味では、楽しみにして頂けたら、と思うんすけどね。
だからまぁ、井上 雄彦 BIG UP!!(ビガップ)!!!って事ですね(笑)
今までの自分の甘さなどがわかったんで、今の自分の出来るトコで全て出し切る、
って言うので、
一つのテーマ性もそうで、おっきなアートワーク描きたいって言うのもそうで、
今回そう言うの全てやらしてもらってる感じはあるんで、
色んな人にそう言うの感じてもらえたらな、って言うのは、思う所です。
T: 絵をどのように伝えたいですか?
B: 人にですよね。今の感じで良いんですが、、難しいですね。
T: 絵かきとしては、どのあたりに位置していかれますか?
B: リアルやな(笑)ポジション?
どのポジションって言うか、今までに無いポジションになれたら、って思う所で。
ほんま“オリジナル”。
T: 今までの世の中におる人じゃない、ポジションって、事ですよね?
B: 言っても、絵描き、アートワークの方で、認める事はあっても、
万人認めてるんですよ。
認めてるんですけど、尊厳とかは、全くないんで。
やっぱり描いてる以上は、憧れなんて、別にいらんし、過去の人達も、今の人達にも。
さっきも言うた井上雄彦にしても、自分は横やと思ってるんで。
そこに、どう向かっていくかって、言う話で。
そこに対しては、絵もデザインも勉強した事ない自分からしたら、
オリジナリティを磨くしかないんで。
そんでまぁ、オリジナルなポジションになって、マネが出来へん事をどんどん、
やって行けたらって思って、日々精進してます。
T: ボクサーナイトにしても、ジュンタロー君だから、出来るって言うのも有りますもんね。
B: (笑)ほんま、大変なんですよ。もう、大変な人達がね。もぅね~、
話聞いてくれない人達がね、ジュンタロー君やからやで、って言ってる人が結構多くて。
何か、、なんでボヤイてるねん(笑)
T: 濃いですもんね。色んな引っかかりが、ありますもんね。
B: 濃いでしょ(笑)で、絶対まとまらないでしょ、この人ら。そんな感じです。