BOXER JUNTARO インタビュー 3

sunsui GALLERIA osaka


ほんま“オリジナル”。




















Q. 今までに、一番印象に残っている出来事は?


A. 今回のエキシビジョンに向けて、とてつもなく思った事は、ちょっと前なんですけど、

大阪で、ベタなんですけど【井上雄彦の最後の漫画展】があったんですけど、行きたいと思ってて、

行けなくて、ギリギリ行けたんですよ。

ほんならそこで、クラい過ぎてもうて...。

今回、本間にそれはうけて、今迄の自分のやってた事の、レベルの低さに痛感して。

やってるレベルが、『うわ~』と思ってて。


自分的にはいつも何か、日本代表、日本代表って感覚でやってるトコで。

こんなに言うても身近なトコで、日本にこんな凄い人が、おったんや、

って言うのが、思えたんが凄く自分としても、でかい事で。

それでまぁ、自分のまだまだ甘い所を痛感させられたのは凄い良い事で。

だらかもう、どんどんどんどん、レベルの高い、インパクトのある、

パワーのあるモノを作っていかないといけないな、

って思えた時に、

(今回の)エキシビジョンの話を頂いたんで、今回のやつは、そう言うの全て、

今の自分の出し切ってるモノではあるんで、

そう言う意味ではなんか、今回の作品に対しては、自分も納得いってますしね。

見て頂いたら、わかって頂けると思うんで、

そう言う意味では、楽しみにして頂けたら、と思うんすけどね。



だからまぁ、井上 雄彦 BIG UP!!(ビガップ)!!!って事ですね(笑)


今までの自分の甘さなどがわかったんで、今の自分の出来るトコで全て出し切る、

って言うので、

一つのテーマ性もそうで、おっきなアートワーク描きたいって言うのもそうで、

今回そう言うの全てやらしてもらってる感じはあるんで、

色んな人にそう言うの感じてもらえたらな、って言うのは、思う所です。





T: 絵をどのように伝えたいですか?


B: 人にですよね。今の感じで良いんですが、、難しいですね。



T: 絵かきとしては、どのあたりに位置していかれますか?


B: リアルやな(笑)ポジション?

どのポジションって言うか、今までに無いポジションになれたら、って思う所で。

ほんま“オリジナル”。


T: 今までの世の中におる人じゃない、ポジションって、事ですよね?


B: 言っても、絵描き、アートワークの方で、認める事はあっても、

万人認めてるんですよ。

認めてるんですけど、尊厳とかは、全くないんで。

やっぱり描いてる以上は、憧れなんて、別にいらんし、過去の人達も、今の人達にも。

さっきも言うた井上雄彦にしても、自分は横やと思ってるんで。

そこに、どう向かっていくかって、言う話で。

そこに対しては、絵もデザインも勉強した事ない自分からしたら、

オリジナリティを磨くしかないんで。

そんでまぁ、オリジナルなポジションになって、マネが出来へん事をどんどん、

やって行けたらって思って、日々精進してます。


T: ボクサーナイトにしても、ジュンタロー君だから、出来るって言うのも有りますもんね。


B: (笑)ほんま、大変なんですよ。もう、大変な人達がね。もぅね~、

話聞いてくれない人達がね、ジュンタロー君やからやで、って言ってる人が結構多くて。

何か、、なんでボヤイてるねん(笑)


T: 濃いですもんね。色んな引っかかりが、ありますもんね。


B: 濃いでしょ(笑)で、絶対まとまらないでしょ、この人ら。そんな感じです。




vol.4 につづく